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出版社内容情報
SF小説のとりこになってる女子高生・小松さんは、少し不思議な女の子。小松さんとなら少し難しいSF小説も読んでみたくなる、そんな読書コメディです☆クラーク、アシモフ、ハインライン、ディック……SFの世界へようこそ!
2017年5月刊。
大井昌和[オオイマサカズ]
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
oldman獺祭魚翁
35
今日…正確には昨日のビブリオバトルで紹介された本。「バーナード嬢曰く」のSF版。バーナードの神崎さんと「BIS翼を持少女」の伏木空を併せた(容姿や性格のモデルは空ちゃんかな?)様なヒロイン?SF好きな小松さん。相当なSFファンで超内気だが、SFとなると巌として譲らない処もある。兎に角僕の様な旧いSFファンにも現在もファンを自認する人にとってニヤニヤするネタが満載の1冊。本自体は全6話で終わっていてオマケで「いせしまこん」の探訪記が付いている。ウ~ンこれもっと読みたいなぁ 連載再開して欲しい。2017/06/12
よっち
31
SF小説の虜になってる少し不思議な女子高生・小松さんと、そんな彼女が気になる宮内くんの日常が綴られる読書コメディ。あんまり自己主張しなさそうな大人しそうな外見で、「私なんか全然詳しくないですから!」とか言いつつ好きなSF作品を語りだすと止まらなくなる小松さんの熱い語りをベースとする作品紹介と、そんな彼女が気になってゆく宮内くんとのラブコメ展開がいい塩梅で組み合わさってなかなか面白い作品になっていました。1巻で完結なのはもったいないですね。2017/05/30
トラシショウ。
29
平凡な男子高校生(ややイケメン)の宮内君が書店のSFコーナーで出会ったのは、小学生みたいな体型のメガネ女子で三度の飯よりSF好きな小松さんだった。「小松さんってSF好きなの?」何気ない質問が彼女とのSFを巡る「すこしふしぎ」な日常へと繋がっていく。Web上の読み切りから連載となった作品の書籍化(Web連載は未読)。「バーナード嬢曰く。」「BISビブリオバトル」に連なるSF好き女子を主題とする、SF読書家コメディ。作者の溢れるSF愛、画力は充分。面白いし悪くないんだけど、全体に「薄い」(以下コメ欄に余談)。2017/05/25
akihiko810/アカウント移行中
25
こじらせSF小説オタクの小松さんと、クラスメイト宮内くんのお話。7.5/10点 「あたしなんて全然SF詳しくないですから!」あ、これ早口でしゃべるタイプのオタクだ!自分はSFには全然詳しくないので、「こんな「教養」があるのか~」と宮内君みたいに楽しかった。2023/09/29
ましゃ
25
SFマガジンで紹介されていて気になっていた作品。SF小説が大好きな女子高生の読書コメディ。SFに詳しくなくてもクスリと笑えてさっと読めてしまう良い作品だった。コラムにはなぜか他社である早川書房のSF編集者がハインラインとイーガンをガチ紹介していてつい吹き出しちゃいました。この一冊でしっかりまとまっているため続編は無いのかな‥。通学用の定期券を解約してまでSF小説を買う小松さん‥読書家の鑑や!SFに限らず読書好きの方なら本作の小松さんに共感出来ると思います。自分の好きな趣味に没頭する女子高生って素敵だなぁ。2017/10/22